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診療科 | 専門分野(共同での臨床研究や医師主導治験等を実施できる領域) | 領域で卓越している内容・特色 | 実施可能性(症例数、件数等) |
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呼吸器内科 | 肺癌 | 県下で多くの肺癌患者が集まるため、肺癌に対する企業治験、各臨床試験グループでの医師主導治験・臨床研究へ参加・登録している。また、県内の主要施設を中心に後ろ向き・前向きレジストリー研究を実施している。 | 肺癌に対する企業治験3件、各臨床試験グループでの医師主導治験・臨床研究 12件へ参加し、年間 8-10件程度の登録を行っている。今後、臨床試験へ参加を増やしながら、さらに、症例登録・集積を目指していく。 |
呼吸器内科 | 間質性肺疾患 | 県内から多くの患者が集まる.多職種での評価による適切な診断・病状評価・治療介入が行える。総合病院であるため,膠原病などの全身疾患関連の症例にも対応可能である。 | 全国の複数のレジストリーに参加している.登録症例数は年間20例程度である。 |
呼吸器内科 | 間質性肺炎合併肺癌 | 県内から多くの患者が集まる.内科、外科、放射線科など多職種での協議による適切な診断・病状評価・治療介入が行える。 | 術後合併症の観察研究に参加しており、年間2-3例の登録を行っている。 |
呼吸器内科 | リンパ脈管筋腫症 | 希少疾患のため県内の多くの症例が当院に集約されている。総合病院のため結節性硬化症に関連した症例の評価や治療も可能である。 | 今後多施設共同の観察研究に参加予定である。年間に新規症例で1-2例の登録を見込んでいる。 |
呼吸器内科 | 検診発見ILA(interstitial lung abnormalities) | 県内の検診施設から症例の紹介を受けている。臨床研究を実施し、レジストリーも構築中である。 | 臨床研究を実施中で年間50例〜100例程度の症例登録を目指している。 |
呼吸器内科 | 慢性閉塞性肺疾患 | 専門性を活かした診療を行っており、特定臨床研究に参加している。 | 特定臨床研究には年間に5-10例の登録を目指している。 |
呼吸器内科 | 気管支喘息 | 喘息専門外来を開設し、重症難治例を集約し解析を行っている。国内および県内の主要関連施設と連携した多施設共同研究を行い、診療の質の均質化を目標に地域還元型の医療体制の構築を目指している。 | 喘息専門外来は現在70人/年が通院している新潟大学・日本大学との共同観察研究では約60例を登録、全国多施設観察研究では約10例を登録、秋には国際共同治験も開始予定で1-2例の登録を見込んでいる。 |
呼吸器内科 | 肺胞蛋白症 | 希少疾患のため県内及び近隣の県から症例の紹介がある。県内及び近隣施の県でも実施できる施設が限られている全肺洗浄を多く行っている。また、治験、特定臨床研究にも参加している。 | 全肺洗浄は、直近2年で片側全肺洗浄10例/年の施行経験がある。特定臨床研究には4例(全国30例)を登録し、新たに重症難治例に対する治療経験を蓄積している。 |
消化器内科 | B型肝炎創薬研究 | 数年前よりB型肝炎創薬研究を進めているが、現在新規作用点を有する候補化合物を同定し、前臨床試験を実施している。すでに、モデル動物での薬効・安全性評価は実施済。 | 今後、企業主導の臨床治験あるいは医師主導の臨床試験を計画する。症例数は現時点で未定。 |
消化器内科 | 消化器疾患における空間的シングルセル解析:VISIUM+CODEXの統合解析 | 消化器疾患、特に消化器癌においてパラフィン組織を用いた空間的遺伝子発現解析が可能である。VISIUM, CODEX統合解析実施。 | VISIUM+CODEXによる解析は既に稼働している。当科症例で20検体以上、多施設共同研究にて、さらに20検体以上追加の見込みである。 |
消化器内科 | 消化器疾患関連SNP解析(GWAS)・遺伝子変異及び遺伝子発現解析 | 消化器関連疾患のSNPsを測定(GWAS)、手術検体等パラフィン包埋後のサンプルやスライド貼付された微量サンプルからもDNA/RNA回収・解析が可能 | 多施設共同研究が既に進んでおり、約700症例の参加、約400検体の蓄積・解析が進んでいる。今後1,000検体以上集積する見込みである。 |
消化器内科 | 体液由来エキソソーム中の miRNA・cfDNAの解析 | AGCと共同開発した多孔質ガラスデバイスを用いた体液由来エキソソーム中の miRNA・cfDNA解析は、実行できる施設は多くはない。 | 食道がん、肝胆膵がんを中心に、血液、胆汁を用いた30検体以上の解析が進んでいる。100検体以上集積する予定である。 |
消化器内科 | “HBV既往感染歴を有する造血器腫瘍におけるiTACT-HBcrAgモニタリングによるHBV再活性化対策の有用性の検討(多施設共同前方視的観察研究)” | iTACT-HBcrAg測定は、HBV再活性化検出に有用であり、HBV-DNA検査と比べ簡便・迅速に実施可能である。 | HBV再活性化のモニタリングとしてHBV-DNAとiTACT-HBcrAgを同日に測定し、iTACT-HBcrAg検査の有用性を前向きに検討する。多施設(血液内科)共同前方視的観察研究として実施。375例~600例 |
消化器内科 | 不顕性肝性脳症に対するリファキシミンの有効性に関する前向き研究 | 不顕性肝性脳症の新しい診断ツールとしてiPadを用いたストループテストを積極的に実施している。 | 多施設共同ランダム化比較試験を予定しており目標は60症例としている。 |
消化器内科 | C型肝炎解除(SVR)後の発癌に関連するバイオマーカー探索 | SVR後肝がんに関連するMRP1遺伝子発現及び複数のmiRNAを同定し、現在機能解析及び臨床応用を目指している。 | 患者血清200検体、肝腫瘍生検検体及び外科切除標本をそれぞれ約50検体蓄積。さらに100検体以上収集予定。 |
消化器内科 | AIによる食道がん予測 | 口腔内、特に軟口蓋の画像所見から食道がん発症のリスクを予測する。最終的には歯科口腔分野や一般健診、さらにスマートフォンアプリなど様々な分野へ応用が可能。 | 60症例以上の症例数。軟口蓋粘膜、食道がん組織それぞれにつき、60検体以上の検体の集積が見込まれる。 |
消化器内科 | 食道がんと口腔内細菌叢との関連性 | 食道癌症例は豊富で、口腔内細菌叢解析は実績のある歯科口腔外科と良好な連携下に行う。センサーガスクロマトグラフ機器も有し、発癌物質のアセトアルデヒド濃度測定も可能である。 | 研究開始から1年に満たないが、すでに40症例登録している。今後も年間50例程度の症例登録を見込む。 |
消化器内科 | 肝臓がんや膵がんと腸内細菌叢との関連性 | 肝臓や膵臓などの消化器臓器疾患は血流および腸肝循環を介し腸内細菌叢と密接に関連性している。当科では多様な肝胆膵疾患を対象に、病態と腸内細菌叢の関連を検討している。 | 100検体以上を収集予定。 |
消化器内科 | 免疫チェックポイント阻害薬関連腸炎 | 発症の分子メカニズムについて、腸管粘膜から採取したサンプルを用いて、nCounter systemおよびCODEXによる網羅的解析を行う。発症のリンスク因子についてSNPs解析を用いて検討する。 | 年間15症例の腸管粘膜検体、80症例の遺伝子保存を行なっている。 |
糖尿病・代謝・内分泌内科 | 糖尿病・代謝疾患分野 | 生体メイラード反応後期生成物(AGE)の体内蓄積量を指尖部より非侵襲的に測定する機器(AGEセンサ)を用いた測定が可能。現在、糖尿病患者を対象とした大小血管合併症tの関連性を検討している。 | 約500~1000例 |
糖尿病・代謝・内分泌内科 | 糖尿病 | 1型・2型糖尿病患者を対象としたfree styleリブレを用いたisCGMのデータを持つ。 | 約500例 |
糖尿病・代謝・内分泌内科 | 内分泌 | 免疫チェックポイント阻害薬による下垂体機能障害を起こした症例を集積している | 約50例 |
糖尿病・代謝・内分泌内科 | 糖尿病 | 1型糖尿病合併妊娠の患者をSAP/isCGM+MITでの周産期血糖コントロールを行っている | 約10例 |
循環器内科 | 狭心症、心筋梗塞治療 | イメージング/デバルキングを駆使した治療 | 年間300例の治療件数 |
循環器内科 | 不整脈治療 | マッピングシステムを駆使した不整脈治療 | 年間350例の治療件数 |
循環器内科 | 心アミロイドーシス診断 | PYPシンチ、心筋生検を駆使した診断技術 | 年間40例の診断件数 |
循環器内科 | 高血圧治療 | 難治性高血圧の豊富な症例数、腎デナベーション経験 | 年間20例の診断件数 |
循環器内科 | 構造的心疾患治療 | 豊富な構造的心疾患治療経験 | 年間50例超の経カテーテル大動脈弁置換術件数 |
循環器内科 | 末梢動脈疾患治療 | 豊富な末梢動脈疾患治療経験 | 年間100例の末梢動脈疾患EVT件数 |
循環器内科 | バルーン肺動脈形成術 | 慢性血栓塞栓性肺塞栓症に対する豊富な治療経験 | 年間50件の治療件数 |
循環器内科 | 経静脈的ペースメーカーリード抜去術 | 非開胸で行う低侵襲リード抜去の経験 | 年間15件の実施件数 |
消化器外科 | 食道癌 | 豊富な手術症例数(詳細な臨床データベースあり)。豊富な免疫チェックポイント阻害剤施行例 (詳細な臨床データベース, 血液サンプルあり)。切除標本および生検の凍結標本・FFPEによる分子病理学的データベース(Genetic/Epigenetic変異、腸内細菌、腫瘍免疫) | 手術症例数 1000例以上 免疫チェックポイント阻害剤 150例以上 病理学的データベース 300例以上 |
消化器外科 | 胃癌 | 豊富な手術症例数、正確な予後追跡、術前後の身長体重などの身体的データや血液データ、豊富な化学療法症例 約350例 | 手術症例数 約1000例、化学療法症例 約350例、凍結組織 約500例 |
消化器外科 | 大腸癌 | 豊富な手術症例数(詳細な臨床データベースあり)。肝転移切除症例数多数。豊富な化学療法症例数(詳細な臨床データベース, 血液サンプルあり)。切除標本および生検の凍結標本・FFPEによる分子病理学的データベース | 手術症例数 約1500例(年間130例)、化学療法数約500例(年間50例) 肝転移切除例 (年間45例) |
消化器外科 | 肝細胞癌 | 豊富な手術症例数(腹腔鏡下肝切除割合75%、ロボット肝切除導入済)手術症例の血液、詳細な臨床・病理データあり | 手術症例数 年間100例 (HCC85,肝内胆管癌10例 ) |
消化器外科 | 胆道癌 | 豊富な手術症例数、HPD症例 (詳細な臨床・病理データあり ) | 手術症例数 年間25例 |
消化器外科 | 膵癌 | 豊富な手術症例数、低侵襲手術 (腹腔鏡もしくはロボット手術)率64% (詳細な臨床・病理データあり) | 手術症例 年間90例 |
消化器外科 | 十二指腸腫瘍 | 腹腔鏡内視鏡合同胃局所切除術を行うことが多い。 | 手術症例数 30例 |
消化器外科 | 消化管間質腫瘍(GIST) | 豊富な手術症例、イマチニブ使用経験多数 (詳細な臨床・病理・遺伝子変異データあり) | 手術症例 約200例 イマチニブ使用経験 約100例 |
消化器外科 | 炎症性腸疾患 | 腹腔鏡下大腸全摘術 (詳細な臨床・病理データあり) | 手術症例数 UC、クローン病ともに年間5例程度 |
乳腺・内分泌外科 | ホルモン受容体陽性乳癌に対する内分泌療法の効果予測 | 原発乳癌の内分泌療法反応性に対して、術前に短期治療を行った患者群のデータをもつ。 | 200症例 |
乳腺・内分泌外科 | 原発乳癌の術前化学療法の効果予測 | 原発乳癌に対する術前化学療法施行例の治療前、治療後の凍結組織、血清、血漿を有する | 150例 |
乳腺・内分泌外科 | 原発乳癌の予後予測 | 原発乳癌症例の治療前の凍結組織、血清、血漿を有する | 300例 |
小児科 | 先天代謝異常 | 先天性代謝異常症に関する国際共同治験、国内治験等の実績を持つ。質量分析を用いた代謝物解析・次世代シーケンサーを用いた網羅的遺伝子解析・ろ紙血を用いた代謝スクリーニング技術をもつ。検査薬・検査機器についても、開発実績を持つ。 | 症例数は、対象となる疾患により異なるため、対象疾患に応じて対応。レジストリーはすでに構築されている。 |
小児科 | 小児腎疾患 | 小児の腎疾患に関する大規模スタディー、臨床研究の実績を持つ。多くの腎生検サンプルを保有している。 | 症例数は、対象となる疾患により異なるため、対象疾患に応じて対応。レジストリーあり。 |
小児科 | 新生児疾患 | 新生児領域の様々な疾患を対象として、臨床研究等の実績を持つ。 | 症例数は、対象となる疾患により異なるため、対象疾患に応じて対応。レジストリーなし。 |
小児科 | 小児神経疾患 | 小児に発症する神経疾患を対象として、スクリーニング技術の開発、国内臨床研究、国際臨床試験等の実績を持つ。 | 症例数は、対象となる疾患により異なるため、対象疾患に応じて対応。レジストリーあり。 |
小児科 | 小児血液腫瘍疾患 | 小児血液疾患における臨床研究の実績を持つ。 | 症例数は、対象となる疾患により異なるため、対象疾患に応じて対応。レジストリーあり。 |
小児科 | 小児循環器疾患 | 小児循環器専門医が常駐しており、現在、1つの臨床研究等が進められている | 症例数は、対象となる疾患により異なるため、対象疾患に応じて対応。レジストリーあり。 |
小児科 | 新生児先天代謝異常症に対する持続血液ろ過透析 | 先天代謝異常症に対する数多くの臨床研究の実績がある | 年間2‐3例の症例がある。 |
小児科 | 重症新生児仮死に対する新生児低体温療法 | これまでに新生児低体温療法を100例以上行っている。 | 年間7-8例の症例がある。 |
小児科 | 生後早期の新生児血清プロカルシトニン測定の意義 | 約800検体の測定結果から早産児細菌感染症、呼吸障害重症度との関連性を報告した。 | 年間100例前後の症例がある。 |
産科婦人科 | 内分泌学的因子を包含した新たな子宮内膜癌の分類と治療戦略の確立 | 組織型、分子生物学的因子によって分類されている子宮内膜癌に内分泌学的因子を加えて再分類し、それぞれの特色を明らかにし個別化治療を検討する。 | 年間50例程度の症例を経験しており、全例において検討可能と考えられる。 |
産科婦人科 | 卵巣癌幹細胞を標的とした進行卵巣癌の治療戦略の検討 | 化学療法抵抗性で腹膜播種を有する卵巣癌では、卵巣癌幹細胞が関与することが基礎研究で明らかとなった。その微小環境を形成する腹腔内マクロファージをターゲットとした治療を行うことで新たな治療戦略を検討する。 | 年間20例近くの進行卵巣癌症例に対して手術を行っており、手術室からの腹水の採取による研究や摘出標本を用いた解析が可能である。 |
産科婦人科 | 卵巣癌における大網転移症例の転帰に関する検討 | 大網転移を有する症例ではそうでない症例と比較して予後が不良であることが明らかとなった。今後、そのメカニズムを臨床病理学的に解析する。 | 年間20例近くの進行卵巣癌症例に対して手術を行っており、過去の症例も合わせると十分な解析が可能と考えられる。 |
産科婦人科 | 子宮頸部胃型腺癌の臨床病理学的検討 | 予後不良である子宮頸部胃型粘液性癌の臨床病理学的特徴を明らかにし、その治療戦略について検討する。 | 現在、20例の症例を有しており、今後も症例を蓄積することで適切な治療戦略について検討が可能と考えられる。 |
産科婦人科 | アスベストおよびタルクの曝露による卵巣癌の発癌への関与についての研究 | 動物実験でアスベストは鉄過剰状態を形成し卵巣癌の発癌に関与することが明らかとなった。環境物質が卵巣癌の発癌に関与していることを腟内の環境等を検討することで臨床的に考察する。 | 年間20例近くの進行卵巣癌症例に対して手術を行っており、腟内細菌叢の解析等は後方視的にも検討が可能と考えられる。 |
産科婦人科 | 進行卵巣癌に対するiPS細胞由来骨髄系細胞による治療戦略 | 卵巣癌でみられる腹水や腹膜播種病巣ではマクロファージが微小環境形成の端を担っている。インターフェロンβを産生するiPS由来骨髄系細胞が卵巣癌に対し抗腫瘍効果を有することを基礎研究で明らかにしたことから、臨床応用に向けて検討を行う。 | 現在、20例の症例を有しており、今後も症例を蓄積することで適切な治療戦略について検討が可能と考えられる。 |
産科婦人科 | 糖尿病の影響を受けた胎児の形態異常に関わる遺伝子のエピゲノム変異に関する研究 | 当施設には県内から合併症を有する周産期管理が必要な症例が紹介される。なかでも耐糖能異常の合併は多く、これらの症例では胎児の形態異常がみられることから、その関連を検討する。 | 年間約400例分娩のうち、耐糖能異常症例は50例程度認められる。 |
産科婦人科 | 妊娠高血圧症候群における簡便かつ非侵襲的な予知マーカーの探索 | 血管の伸展能を簡便に図る装置を有しており、その測定が妊娠高血圧症候群の予知に有用であることが後方視的検討で明らかとなった。 | 年間約400例分娩のうち、妊娠高血圧症候群例は40例程度認められる。 |
整形外科 | 変形性関節症治療薬 | 学術研究と診療の豊富な実績 | 応相談 |
整形外科 | 後縦靭帯骨化症 | 学術研究と診療の豊富な実績 | 応相談 |
整形外科 | 骨粗鬆症 | 学術研究と診療の豊富な実績 | 応相談 |
整形外科 | 関節リウマチ | 学術研究と診療の豊富な実績 | 応相談 |
整形外科 | 腱板断裂 | 学術研究と診療の豊富な実績 | 応相談 |
心臓血管外科 | 冠動脈バイパス術 | 術中グラフト評価を蛍光イメージングシステムとトランジットタイム血流計の両方を使用して行っている。 | 年間約50例 |
心臓血管外科 | 僧帽弁形成術 | 術前3D-CTと経食道エコー検査の両方で僧帽弁の評価を行っている。 | 年間約20例 |
心臓血管外科 | 大動脈弁置換術 | 大動脈弁狭窄症の大動脈弁評価を術前CTと経食道エコー検査の両方で行っている。 | 年間約50例 |
心臓血管外科 | 心臓血管外科手術後のリハビリテーション | 術前術後に連日運動量の測定や活動量を測定している。 | 年間約200例 |
皮膚科・形成外科 | 皮膚悪性腫瘍 | メラノーマ、血管肉腫、乳房外パジェット病の豊富な患者サンプル、データを保有し、多くの臨床試験を実施している。 | メラノーマ新規患者数 50例/年 |
皮膚科・形成外科 | 膠原病 | 強皮症、皮膚筋炎、SLEなど豊富な患者サンプル、データを保有し、多くの臨床試験を実施している。 | 膠原病入院患者数 130例/年 |
皮膚科・形成外科 | ソシオエステティック | まだ実績はないが、この領域に強い興味を持っている | 未定 |
眼科 | 前眼部3次元解析 | 3次元解析が可能な前眼部OGTを持つ。 | 不明 |
歯科口腔外科 | 口腔がん | 全国的にみても口腔外科施設の中ではかなり多くの口腔がん症例の治療にあたっており、データベース化された口腔がん患者の臨床データを有している。さらに、患者血清、唾液、組織などの臨床サンプルを整備・保存し、かつ患者組織から樹立したPDXモデルを多数所有している。また、抗腫瘍ウイルスを用いた治療法に関する前臨床実験、天然フラボノイドであるNaringeninによる抗腫瘍免疫活性化に関する前臨床実験、口腔がんペプチドワクチン療法(Ph2)を他施設に先立って行っている。 | データベース化された口腔がん患者データは1000例以上。年間新規症例は100例程度であり、臨床病期も初期から進行期まで多彩であり、治験依頼があった際には様々な症例要件に対応できる。患者組織から樹立したPDXモデルの保有数は50例以上である。抗腫瘍ウイルス併用放射線療法の医師主導治験に向けて準備中である。また、口腔がんペプチドワクチンについても、環境が整えばPh2以降の研究を開始できる状態である。 |
画像診断・治療科 | 心臓の画像診断(CT、MRI) | CT、MRIを使用した心筋障害の定量化技術(T1マップ、T2マップ、ECVなど)を積極的に臨床導入している。 | 当施設では心臓CT 約800件/年、心臓MRI 約300件/年を実施している。希少な心筋症など画像解析研究など実施可能と考える。 |
放射線診断学 | 画像診断における人工知能活用(CT、MRI) | CT、MRIを使用した人工知能の応用について診断補助、画質改善、予後予測などについて研究を行っている。 | 当施設では熊本県で大学病院でしか治療されないような希少疾患を含むCT 約2.6万件/年、MRI 約1.2万件/年を実施している。希少疾患を含む診断補助、予後予測、画質改善などについて評価可能と思われる。 |
神経精神科 | 修正型電気けいれん療法 | 老年期うつ病などを背景をもつ患者群データが豊富 | 年間150件 |
神経精神科 | 反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS) | 急性期rTMSだけでなく維持rTMSのデータも収集予定 | 年間20症例 |
神経精神科 | 光トポグラフィー検査(うつ状態の補助診断法) | 国立大学で施行しているところが少なく貴重 | 年間100症例 |
脳神経外科 | 悪性脳腫瘍の集学的治療に関わる臨床研究 | 本邦でも有数の症例数を誇り、最先端の手術を含めた診療能力を有すると共に、患者経過フォローも関連病院などと協力した、卓越した情報収集力を有する。 | 悪性神経膠腫(年間約40例)、中枢神経原発悪性リンパ腫(年間約20例)、胚細胞腫(年間約5例)など、主要な悪性脳腫瘍に関して、国内有数の症例数を有し、現在も多くの医師主導臨床試験や、治験を施行している。 |
脳神経外科 | もやもや病の診断と治療および長期予後に関わる臨床研究 | 本邦でも有数の症例数を誇り、確定診断から手術、周術期の合併症を回避するための診療能力を有する。人口移動が少ない地域であるため長期フォローに関して卓越した情報収集力を有する。 | 新規の患者(年間約15例)、手術(年間約15例)。周術期管理に関しての臨床研究を行っている。 |
脳神経外科 | 硬膜動静脈瘻の疫学調査 | 希少疾患であるが本邦でも有数の症例数がある。人口移動が少ない地域であり疫学調査に関しての情報収集力を有する。 | 年間約15例の治療実績がある。 |